ようこそ実力至上主義の教室へ(1-2話)

進学率・就職率が100%の高校に入学する子供たち。
1学年のクラスは計4クラスあり、A・B・C・Dとわかれている。
優劣順でクラスが分けられていることを入学したてのDクラス(最下位)生徒たちは知らない。
入学したての生徒たちに4月1日に100000ポイントが支給されていた。
支給されたポイントは、1ポイント1円で学校内のカフェテリアや生活用品など自由に使ってよいものである。
その「ポイントは毎月支給される」という説明はなかったが、Dクラスの生徒たちは勝手に 毎月10000ポイントが支給されると思っているた。
そんな中、1か月後にポイントが支給されていないことに気づいたDクラスの生徒たち。
担任にポイントの支給が遅れているのかを質問すると「当然だ。」との回答が返ってきたのだ。
–あらすじ 第2話「才能を隠すのにも卓越した才能がいる。」–
ポイントが一切支給されなかった要因として、授業中に居眠りや私語を繰り返してきたことだ。
それにより入学当時に配分されていたクラス全体で1000ポイントが0ポイントになっていたのだ。
たった1か月だけで0ポイントにしたクラスはDクラスのみであった。
5月は4月に支給されたポイントの残りで生活していくことが確定し、全ポイントを使いきってしまった生徒は他クラスにポイントを借りるなどして5月を乗り切ることに。
コンビニや学食には0円で支給してもらうことが可能なので、きっとそれはDクラス用のものだと思われる。
最悪なのは個人が努力してもクラス全体が努力しなければ加点されることはないこと。
綾小路は、入学式初日に堀北とバスで偶然出会い、同じDクラスのクラスメイトだった。
堀北のお兄さんは入学した学校の生徒会長をしていた。
堀北のお兄さんは自分の妹が最下位クラスのDにいることを「恥じらいだ。今すぐこの学校から去れ」とのことを堀北に言っていたところい綾小路が出くわす。
兄の言葉から堀北はDクラスからAクラスに上がるため、次の定期テストでクラス全員が高得点を取るように作戦を練る。
そこで堀北は他人と過ごすことを好まない性格だったため、綾小路に協力するように声をかける。
綾小路は堀北に協力することとなり、前回の定期テストで赤点を取った3名に勉強会を開くことに成功。
だが、堀北が赤点を取った3名に対して罵倒の言葉を放ってしまう。
怒りの沸点が低い1名が「勉強会なんて参加するんじゃなかった!」と怒って帰ってしまった。
堀北の性格上、罵倒しても仕方ないと言ってもよいくらい直らなさそうである・・。
【5-6話のあらすじ】