ようこそ実力至上主義の教室へ(11-12話)

突然Dクラスのガイドブックが何者かの手によって、燃やされるという事件が発生する。
一体だれが何のためにやったことなのか‥。
その騒ぎを見た伊吹は、突然何が起こったのかを把握できていないためか唖然と立っていた。
そのあと、すぐに伊吹がDクラスのベースキャンプから逃げ出す。
その行動を見ていた堀北は、すぐに伊吹の後を追いかける。
堀北は、伊吹が放火事件の犯人ではなく、キーカードを盗んだ犯人だと思ったからだ。
堀北が伊吹を追いかけている間に、Dクラスの放火事件の犯人探しが始まる。
当然一番最初に疑われる者は、Cクラスの伊吹だった。
堀北は、懸命に伊吹からキーカードを取り戻そうとするが、 堀北の体調が悪化しており、格闘技では伊吹の攻撃を回避することで精いっぱいだった。
そのため、格闘技で伊吹に負けてしまい、キーカードも取り返すことができなかった。
–あらすじ 第12話「天才とは、狂気よりも1階層分だけ上に住んでいる者のことである。」–
キーカードは伊吹にとられたまま、堀北は綾小路に救われる。
綾小路は堀北にリタイアするように言う。
堀北は「自分のせいでクラスに迷惑をかけることが情けと感じ、リタイアできない」と言っていた。
Dクラスのリーダーが他クラスにばれてしまった状況では無理もない。
このままではDクラスは最下位になってしまう。
だが、この考えはDクラスを勝利に導くことになるとはだれも思っていなかった。
試験最終日の結果発表時になった。
なんとCクラスの龍園が島に残っていたのだった!
想定外の展開になり、各クラスに緊張が走る。
AクラスがCクラスと同盟を組んでおり、Aクラスのリーダーが龍園に感謝を述べる。
しかし、龍園はAクラスには同盟を組んだときに他の目的が存在し、Aクラスのことも利用していたのだ。
なんとAクラスにも内通者が存在していたのだ。
そのこともあり、Cクラスにもポイントは加算されるはずであったが、結果は0ポイントで最下位。
そのことに戸惑う龍園。
次々に結果順位が発表され、1位になったクラスは見事Dクラスだったのだ。
Dクラスは大いに盛り上がり、堀北の体調不良で船に戻ったことも誰一人責めなかった。
船で休んでいた堀北にも状況が把握できておらず、綾小路に何をしたのかを問う。
すると、伊吹がキーカードを盗んだり、マニュアルブックが燃やされた事件から堀北が体調不良で船に戻ったことも綾小路の計画のうちだったのだ。
「さすがにここまで計画通りに進むとは思っていなかった」と綾小路はいう。
堀北も綾小路に利用されていたことを知って、驚きが隠せないでいた。
そしてDクラスの生徒たちが、堀北の元へやってきて「Dクラスが1位へ導いたのは堀北さんだったんだよね。」という。
綾小路がやってきたことを全て堀北がやったことにすり替えたのだ。
これも堀北をAクラスに上がらせるためだと思うが。
堀北はDクラスの生徒たちから感謝され、困惑していた。
龍園は、この試験でCクラスは0ポイントだったことについて特に不満はなかっただろう。
しかし、DクラスがCクラスの邪魔をしてきたことに腹立たしさを感じ、復讐へと向かうのだった。
Bクラスの一ノ瀬は、誰かに電話で『この学校では買えないものはない』と言っていたことについて「高額だけど好きなクラスに入ることもできるんだよ★」と言っていた。
ここにきて一ノ瀬は、一体何者なのかがますます気になる展開となりました。
【3-4話のあらすじ】
【5-6話のあらすじ】
【7-8話のあらすじ】