ソードアート・オンライン アリシゼーション / War of Underworld（5-6話）
アスナたちのところに無数の軍を送り込んでいた者は、アインクラッドの時にいたラフィンコフィンの一員であったphoであった。
phoは、アインクラッドで血盟騎士団の手によって殺されたはずであったが‥実は生きていたのだ。
そんな事実を知ったアスナとクラインは、「まさか・・」と唖然としていた。
phoの人生は、親にも必要とされず孤独であった。
そんなある日、離婚して初めて顔を見せに来た父親が入院しているphoに見舞いに来たのかと思いきや見知らぬ日本人に（キリトに似ている少年）の元に駆け付けていたのだ。
それを見たphoは、日本人に対して憎しみを抱くようになったのだ。
そして、キリトにも大きな興味を持つようになりアンダーワールドでキリトを殺そうと計画していたのだ。
そこで、邪魔をするアスナたちに対抗するための軍が必要になり、中国・韓国人に『日本人からサーバを乗っ取られないようにするため多数の応援が必要！』という呼びかけをネット上に配信していた。
その配信を見た者たちが、次から次へとアスナたちを攻撃し続ける兵士たちだったのだ。
アメリカ軍たちとの戦いで体力の限界であったアスナもついに倒れこんでしまう。
phoは、そんな状況でもアンダーワールドの者たちを守るために戦う様子を遠くから眺めていたのだ‥。
アスナたちの元に応援に来た皆も体力の限界が来ていた。
そこで一部の軍の者たちに「あなたたちは騙されている！ここは日本サーバなの」だということを伝え、一部の者たちには理解してもらえたようだ。
だが、phoの力によって支配された者たちは戦いをやめることはなかった。
phoは、アスナたちに大人しく連行すればもう誰一人と殺したりしないという約束で一時休戦する取引をした。
その取引にアスナは、応じることにした。
次に、phoはキリトもアンダーワールドの世界にいるのではないかとアスナに問い。
キリトを連れてくるように要求する。
大人しくキリトをphoの目の前に出し、廃人になったキリトの様子を見ていた。
廃人キリトを殺そうとした瞬間に、アインクラッドサーバからエイジとユナが応援に来てくれたのだ。
エイジは、アインクラッド時代のころとは一味違うところを見せつけ、良いところまでいったがphoにやられてしまう‥。
第6話「記憶」
キリトが以前の様子に戻るまで仲間を殺すことにしたpho。
アンダーワールドに生きている兵士を殺そうとしていたところをアスナが最後の力を振り絞って助ける。
アスナも窮地に追い込まれるが、ユウキが「大丈夫」と言い力を貸してくれたのだ。
するとユウキの力のおかげでアスナの背中に翼が生え、phoをボコボコにすることができた。
やっとphoを倒すことができたと思いきや、phoの持っていた武器が兵士たちに戦うことを命令したのだった。
兵士同士の戦いになり、収拾がつかなくなりかけたそのころ、キリトの方では過去の記憶からキリト復活が行われていた。
キリトの過去は、高校生生活から始まり、アインクラッドで失った仲間の記憶、過去に殺したときのシーン、ＧＧＯでデスガンを倒したときの記憶などが流れ込んでいた。
だが、その記憶は廃人になったキリトを深く傷つける内容であり、逆効果になっていた。
一番見たくなかったであろう記憶（ユージオが亡くなるシーン）に到達したとき、「あの時、自分が死ぬべきだった。」と言って自分の心臓を潰そうとしたキリト。
そんなキリトの前にユウナ、シノン、リーファの3人が現れる。
その3人に対して、「俺は、もう戦えない‥。ごめん‥。」と言い今度こそ死のうとした時だった。
キリトの目の前にユージオが現れたのだ。
キリトは、ユージオに「生きていたのか？」と聞くが、ユージオは首を振る。
実際には、生きていないが今キリトが見ているユージオは、キリトの中にある記憶から再現したユージオだった。
キリトは、ユージオに謝り、このまま生きていても良いのかを聞く。
するとユージオは、キリトに『当たり前じゃないかと離れ離れになったとしても心は繋がっている』ということを思い出させる。
ユージオの言葉で生きていても良いということを確信できたキリトは、目を覚ました。
キリトは、phoと兵士たちをユージオの剣を使って動きを封じ込めた。
目を覚ましたキリトに駆け寄ろうとするアスナ。
だが、phoはキリトの術を回避し、キリトに襲いかかろうとした。
そこでキリトを助けるために動いたアンダーワールドの兵士。
だが、phoの力ではじき返され殺されそうになる。
そこへ、キリトのガードが働いてアスナたちを守る。
キリトの片腕も治り、戦うそぶりをしたキリトにアスナは「おかえり」と言う。
そんなアスナに「ただいま」と言うキリト！
ついにキリトの反撃が始まる!!
【1-2話】
【3-4話】
【7-8話】